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猫の換毛期はいつ?夏に大量に毛が抜けるのは正常?ブラッシング頻度と食事対策を一挙解説

猫の換毛期は主に春(およそ3〜5月)と秋(およそ9〜11月)の2つのタイミングに集中します。季節の変わり目前後は気温や日照の変化が最も大きく、抜け毛の量もいちばん多くなります。多くの飼い主さんが7月ごろに尋ねる「夏なのにどうしてずっと毛が抜けるの?」という疑問——そのほとんどは正常です。台湾では室内のエアコン、日照、湿度の影響で、猫の換毛サイクルが長引き、境目があいまいになりがちだからです。
以下では、当店で数百匹の猫のシャンプーやブラッシングをしてきた第一線の経験をもとに、換毛のタイミング、「正常な換毛」と「異常な抜け毛」の見分け方、そしてブラッシング頻度と食事対策までまとめて解説します。
ポイントまとめ
- 猫の換毛期は主に春3〜5月と秋9〜11月に集中し、日照が長く/短くなる時期に対応します。
- 室内猫は長期間エアコンにあたり日照も安定しているため、抜け毛が一年中続くことがあり、季節の境目が外猫より曖昧です。夏に抜け毛が続くのは正常な現象です。
- 換毛のピーク時期は1日1回、1回5〜10分のブラッシングがおすすめ。長毛猫は毛玉を防ぐため朝晩1回ずつが理想です。
- 抜け毛に加えて部分的な脱毛、皮膚の赤みや腫れ・かさぶた、過剰な毛づくろい、体重減少を伴う場合は、単なる換毛ではないことが多く、受診が必要です。
- 換毛期は水分補給、オメガ3脂肪酸、毛玉ケアを強化すると、毛玉の蓄積を減らし毛質も改善できます。
猫の換毛期は結局いつ?
猫の換毛は主に日照の長さに影響され、次いで気温の影響を受けます。昼が長くなる(春)または短くなる(秋)と、体が換毛のメカニズムを働かせ、古い毛を抜いて新しい季節に合った厚さの被毛に生え替えます。
2つの明確な換毛ピーク
- 春の換毛(およそ3〜5月):厚く重い冬毛を落とし、薄めの夏毛に生え替わります。下層の密なアンダーコートを一気に脱ぐため、1年で最も抜け毛が多い時期です。
- 秋の換毛(およそ9〜11月):薄い夏毛を落とし、保温性のある冬毛に戻ります。抜け毛の量は春より少ないことが多いですが、新しい毛が生えるスピードは速いです。
タイの飼い主さんがよく検索する「แมวผลัดขนช่วงไหน」(猫はいつ換毛する?)も答えは同じ。主に春と秋の変わり目です。
なぜ室内猫は「一年中抜けている」のか?
これは当店で最もよく聞かれる質問です。理由は以下の通りです。
- 人工照明により室内の光の時間が一年中安定していて、体が明確な「季節の変わり目のサイン」を受け取れない。
- 冷暖房により室内温度の四季の差が小さくなる。
- その結果、換毛が一気に集中して起こらず、「一年中少量ずつ続く」状態になります。ただし春と秋には比較的目立ちます。
ですから完全室内飼いの猫で、7月に床が毛だらけになるほど抜ける場合でも、まずは慌てないでください。台湾の住環境では非常によくあることです。
夏に大量に毛が抜けるのは正常?どう判断する?
判断のカギは「どれだけ抜けるか」ではなく「皮膚と猫自身に異常がないか」です。
正常な換毛の特徴
- 抜けるのは根元まで完全な毛で、皮膚はきれいで赤みや腫れがない。
- 毛量は減っても均一に分布していて、部分的に禿げていない。
- 猫の元気、食欲、活力がすべて正常。
- ブラッシングの際に毛がスムーズに取れ、束になってごっそり抜けるわけではない。
このような状態なら、抜け毛の量が驚くほど多くても、正常な猫の換毛期の現象です。
警戒が必要な異常な抜け毛
以下の場合は単なる換毛ではないので、経過観察または受診をおすすめします。
- 部分的な脱毛、左右対称の抜け毛:皮膚病、真菌、内分泌の問題によく見られます。
- 皮膚の赤み・腫れ、かさぶた、フケや黒い点:真菌、ノミ、アレルギーの可能性があります。
- 猫が同じ場所を舐め続けて禿げる:ストレスによる過剰グルーミングや皮膚の不快感の可能性があります。この点については、当店の記事猫が前足をずっと舐めるのは正常?も参考にしてください。
- 体重減少、食欲低下、元気のなさを伴う:全身性の病気がないか考える必要があります。
> 抜け毛に皮膚の異常や行動の変化が合わさっている場合は、症状が続いたり悪化したりしたら早めに獣医に診てもらいましょう。自己判断で市販薬を塗ったり民間療法を試したりしないでください。
「暑さ」と「換毛」を混同しないで
夏に猫が口を開けてハアハアしたり、タイルの床に隠れたり、だるそうにしている場合は、放熱と暑がりの問題であり、抜け毛そのものが原因ではありません。猫の耐暑性や熱中症のサインについては、猫は暑がり?耐熱温度と熱中症の警告サインをご覧ください。また、まず猫の体温は何度が正常かも確認することをおすすめします。
換毛期のブラッシング頻度と正しいやり方
ブラッシングは換毛期に最も効果的でありながら、最も過小評価されているケアです。当店で換毛期の猫をブラッシングすると、中長毛の猫1匹で一掴み分の抜け毛が取れることも——これらの毛をブラッシングで取り除かなければ、猫が自分で舐めて飲み込み、毛玉になってしまいます。
おすすめのブラッシング頻度
- 短毛猫:換毛ピーク時は1日1回、1回5〜10分。普段は2〜3日に1回で十分です。
- 長毛猫(ペルシャ、メインクーンなど):換毛期は朝晩1回ずつが理想。下層のアンダーコートが絡まって毛玉(フェルト状)になるのを防ぎます。
- 普段のメンテナンスでは、短毛は週2〜3回、長毛は1日1回が安全圏です。
ブラッシングのコツ
1. 毛の流れに沿って、背中から尾のほうへ、優しい力加減で。
2. 敏感な部位(お腹、脇の下、内もも)は動作をゆっくり。多くの猫はここを触られるのを嫌がります。
3. まずコーム/スリッカーブラシでほぐし、次に除毛用ブラシ(アンダーコート除去)で抜け毛を取り除きます。
4. 猫が嫌がり始めたらやめましょう。何度かに分けて、1回を短くするほうがよいです。
ブラッシング中に猫がお腹を見せてリラックスして寝転がるのは、あなたを深く信頼している証拠です——こうした姿勢の読み解き方は猫のうずくまり姿勢と座り方の感情サインを参考にしてください。
毛玉がひどい、シャンプーで詰まったらどうする?
毛が塊状のフェルトになってしまうと、無理にブラッシングすると皮膚を引っ張って痛みます。この場合はプロに任せることをおすすめします。ブラッシング、シャンプー、フェルトの毛玉除去のタイミングの判断は、シリーズの本記事猫はどのくらいの頻度でお風呂に入れる?爪切り・耳掃除・トリミングのタイミングにまとめてあります。夏の換毛量が多く自分で処理しにくいときは、直接トリミングを予約して、深部の除毛やシャンプーをお手伝いすることもできます。料金や流れを先に知りたい方は板橋の猫トリミングの選び方をご覧ください。
換毛期の食事と環境対策
食事:内側から毛質を改善し、毛玉を減らす
- たくさん水を飲ませる:換毛期は水分が十分にあると代謝と皮膚の健康に役立ちます。夏は猫が水を飲みたがらないので、水入れを増やすか猫の給水器を使って飲水量を増やすことを検討しましょう。
- オメガ3/魚油を補う:毛質の改善、皮膚の乾燥やフケの軽減に役立ちます。良質な油分を含むウェットフードや缶詰、たとえばラグジュアリー機能缶を選べば、水分と油分を同時に補給できます。
- 毛玉ケアを強化:換毛期は飲み込む毛が急増し、毛玉が溜まりやすくなります。専用ヘアボールコントロールパウダーを併用すると毛玉がスムーズに排出され、嘔吐や便秘のリスクを減らせます。
換毛期に猫が頻繁に毛玉を吐いたり、軟便になったり、食欲に変化が出たりする場合は、胃腸の状態にも注意し、猫が下痢したときの対処法と照らし合わせて受診が必要か判断しましょう。
環境:抜け毛を家の災害にしないために
- コロコロ粘着ローラーや除毛手袋で、ソファや猫ベッドをこまめに掃除する。
- 空気清浄機で空中を舞う毛やアレルゲンを減らす。
- 換毛期はトイレにも毛が付きやすく臭いも強くなるので、清掃頻度を同時に上げましょう。やり方は猫砂はどのくらいの頻度で交換する?を参考にしてください。
遠出のときに換毛ピークが重なったら?
夏休みのお出かけは、ちょうど換毛期に重なることがよくあります。ペットホテルに預ける場合は、猫のブラシを持参し、ブラッシングの必要性をホテルに伝えておきましょう。当店では宿泊中の猫に日常のブラッシングと皮膚状態の観察を行い、抜け毛や様子も報告しています。宿泊環境や準備について知りたい方は板橋の猫の宿泊の選び方をご覧いただくか、直接宿泊を予約してください。
よくある質問
猫の換毛期は何月ですか?
主に春(およそ3〜5月)と秋(およそ9〜11月)の2つのピークです。完全室内飼いの猫はエアコンや人工照明の影響で、一年中少量ずつ抜けることがあり、季節の境目が比較的目立ちません。
夏に猫がずっと大量に毛が抜けるのは正常ですか?
多くの場合正常です。特に室内猫はそうです。抜けるのが完全な毛で、皮膚に赤みや脱毛がなく、猫の元気と食欲が正常なら心配いりません。部分的な脱毛や皮膚の異常が出た場合は受診しましょう。
換毛期はどのくらいの頻度でブラッシングすべき?
短毛猫は換毛ピーク時に1日1回、1回5〜10分がおすすめ。長毛猫は朝晩1回ずつが理想で、アンダーコートの絡まりを防ぎます。普段のメンテナンスでは間隔を空けて構いません。
換毛か病気による抜け毛かをどう見分ける?
換毛は均一に減り、皮膚は健康です。病気による抜け毛は左右対称の脱毛、皮膚の赤み・腫れ・かさぶた、過剰な毛づくろい、体重や食欲の変化を伴うことが多いです。後者の場合は早めの受診をおすすめします。
換毛期の抜け毛を改善するには何を食べさせればいい?
ポイントは十分な水分補給、オメガ3(良質な油分を含むウェットフードや魚油など)の補給、そして毛玉を排出する毛玉ケアサプリです。食事の調整で毛質は改善できますが、猫を「換毛させない」ことはできません。換毛は正常な生理現象です。
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*本記事は猫後苑編集部が執筆し、キャットホテルとトリミングの第一線の経験をまとめた内容です。猫の抜け毛が皮膚の異常や元気・食欲の変化を伴う場合は、専門の獣医にご相談ください。*
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